D51-243号機~297号機を紹介します。

D51-243号機  場所 静岡県伊豆市上船原 天城ふるさと広場体育館北

車暦 1939鉄道省大宮工場 1939大宮~1944広島第一~1949正明市~1963長門~1974廃車 1975保存開始

状態 塗装は普通だが上部機器・車輪も含めて黒塗り状態 全プレートレプリカ 他の外装諸装備は良好 運転室内諸計器は全て装着するが、速度計・缶圧力計は完備 

    他の圧力計は針破損状態 右水面計欠 左水面計は外枠欠 バルブ4個欠 制御弁欠機本体下部に錆が見られるが、屋外に屋根付きで保存されており状態は普

    通である。                                                       撮影日2008/09/16

* 再訪してみました。前回は雨天でしたが今回は晴天で各部位の撮影もできました。塗装は退色し各部位に錆が浮き上がり、シリンダー下部は剥落していました。

そろそろ全体的に再整備する必要が生じています。左先輪軸ツバには
D51581の刻印があります。D51-581号機は1975年に長門機関区で廃車になっていま

すが1966年に津和野・1973年~長門機関区に所属していますのでこの間に転用されたのでしょう。左結びリンク軸座ピンツバには
D51628の刻印があります。

D51-628号機は1974年に長門機関区で廃車になっています。1968年から長門機関区に配属されていますので廃車までの間に転用されたのでしょう。左第一動

輪には
D51751の刻印があります。D51-751号機は1968年に豊岡機関区で廃車になっており、廃車後の転用でしょうか。左第四動輪にはD51277の刻印が

あります。
D51-277号機は1973年に岩見沢第一機関区で廃車になっていますが、1944~1950年にかけて岡山~糸崎~正明市~広島工場に配属されていま

すので、この間に転用されたのでしょうか。左第三サイドロッド油壷には
D52228の刻印があります。D52-228号機は1966年に柳井機関区で廃車になっており

廃車後に転用されたのでしょうか。右 スベリ棒後端部には
D51920の刻印があります。D51-920号機は1973年に厚狭機関区で廃車になっています。1965年

に配属後の間に転用されたのでしょう。

 右加減リンク側板には
D51246の刻印があります。D51-246号機は1968年に一戸機関区で廃車になっています。本機とは配置機関区も異なっており転用の

経緯は不詳ですが、廃車後の転用でしょうか。                                           撮影日 2011/09/28

* 本機が1955(S30)年当時、正明市機関区に所属し山陽本線で活躍していた頃、僚機にはD51-214・227・282・317・360・418・544・591・690・696・704・

706・732・936号機も所属していた。同機関区には8620型機4両・C58型機5両も配属されていた。その後各機は各地に転配属された。本機以外ではC58-122号機

が宮城県栗原市
で生態保存されていたが、2008年に残念ながら
解体処分された。

* 本機が廃車直前の1974(S49)に長門機関区に配属されていた当時、僚機としてD51-214・254・265・558・581612・614・715・718・720・753・803・940

・1054の各機も所属していた。その後全機廃車となったが、718号機は愛知県一宮市で、720号機は広島県上瀬野町で静態保存されている。D51-214号機は廃

車となり解体されたが、動輪広島市東区JR貨物広島車輌所内に保存展示されている。








D51-244号機  場所  福岡県福岡市八幡東区桃園3丁目 桃園公園内

車暦 1939鉄道省大宮工場 1939国府津~1944広島第一~1953柳井~1958長崎~1961門司~1972廃車・保存開始

状態 塗装は普通だが各所に汚濁雫  ヘッドライト球・ガラス欠 汽笛はレプリカ? 他の外装諸装備良好 運転室内諸計器類完全に損失し荒廃状態 屋外に保存されて

    いるが、最近の整備も見られず荒廃状態に近い。                                                   撮影日2007/05/31

* 再訪してみました。状態は以前と変わりなく錆が進行していました。撮影日 2009/10/18・2011/05/01

* 本機が1955(S30)年当時、柳井機関区に所属し、山陽本線で活躍していた頃、僚機にはD51-152・173・175・207・213・271・300・310・328・415・476・

535・592・655・783・927号機も所属していた。その後各機は各地に転配属された。本機以外ではD51-300号機が山口県山陽小野田市、592号機が山口県下

松市
で静態保存されている。

* 本機が1971(S46)年当時、門司機関区に所属し筑豊本線・日豊本線で活躍していた頃、僚機にはD51-45・134・160・175・199・275・344・374・375・537・

567・661・783・790・875・881・918・1021号機も所属していた。また同機関区には9600型機11両・C11型機11両も配属されていた。その後DL化に伴い各機はさ

らに転配属、廃車・解体の経過をたどり、静態保存されのは本機と69608号機であった。69608号機は佐賀県唐津市で静態保存されていたが、2007/2に残念なが

解体されてしまった。








D51-245号機  場所 長野県埴科郡坂城町中之条 坂城町文化センター


車暦 1939鉄道省浜松工場 1939浜松~1940金沢~1943敦賀~1957福井~1962上諏訪~1965稲沢第一~1966中津川~1973廃車・保存開始

状態 塗装は普通 前後ライト・清缶剤挿入装置欠 右プレート欠 他の外装諸装備良好 運転室窓枠・ガラス欠 室内は給水圧力計・右水面計欠 制動筒上部損壊 他

    の諸計器は外形文字盤のみ 室内はやや荒廃気味 屋外保存であり保存状態はやや荒廃気味である。  * 国鉄長野工場式集煙装置・重油タンク装着         

* 再訪してみました・変わらない状態で保存されています。                        撮影日 2007/08/19・2009/12/05

* 再再訪問してみました。変わらない状態で保存されていました。分厚い塗装の為動輪の刻印は確認できませんでしたが、ロッド等は何とか読み取る事ができま

した。左第一サイドロッド油ツボには
D51722の刻印がありました。D51-722号機は1968年に新津機関区で廃車になっており、廃車後本機に転用されたので

しょう。                                                           撮影日 2010/12/12

* 本機が1955(S30)年当時、敦賀機関区に所属し北陸本線で活躍していた頃、僚機にはD51-110・168・177・178・180・191・246・247・249・278・281・

288・289・298・299・321・322・349・362・379・526・581・582・584・613・618・644・685・707・731・789・819・822・829・930・1126号機も所属して

おり、D51型機の保有台数では敦賀機関区が最大であった。同機関区には8620型機5両・C58型機13両も配属されており、北陸最大の機関区を呈していた。その後各

機は各地に転配属された。本機以外ではD51-349号機が長野県岡谷市、930号機が和歌山県岩出市、C58-171号機が福井県小浜市、322号機が静岡

県三島市
で静態保存されている。

* 本機が1973(S48)当時、中津川機関区に所属していた頃僚機には、D51-155・192・201・209・238・522・549・688・792の各機も所属していた。電化に伴

い1973年度末ですべて廃車となったが、155号機は長野県塩尻市、201号機は愛知県蒲郡市、209号機は長野県伊那市、238号機は長野県木祖村、522号

機は石川県金沢市、549号機は長野県長野市、688号機は愛知県岡崎市、792号機は愛知県春日部市
でそれぞれ静態保存されている。D51-192号機

重県桑名市長島町
に静態保存されていたが、1984年に残念ながら
解体されてしまった。別記のD51-101・200・402・777・849号機も含め中津川機関区に所属し

た蒸気機関車の静態保存率は高い。








D51-254号機  場所 東京都杉並区成田西1丁目 杉並児童交通公園内

車暦 1939鉄道省鷹取工場 1939吹田~1948鳥取~1958福知山~1960豊岡~1969福知山~1972亀山~1973長門~1974廃車 1975保存開始

状態 塗装は普通 清缶剤挿入装置欠 プレートはレプリカ? 他の外装諸装備良好 運転室内の諸計器類の大半が損失し、室内は荒廃状態 屋外に保存されており、

保存状態は普通である。                撮影日2008/05/13

* 鳥取機関区時代に後藤工場式集煙装置と重油タンクを装着していた事が藤田氏の写真で解る。

* 本機が1955(S30)年当時、鳥取機関区に所属し山陰本線等で活躍していた頃、僚機にはD51-217・334・499・727・751・758・795・831・833・895・919・

944号機が所属していた。同機関区には8620型機5両・C12型機4両も配属されていた。 その後各機は各地に転配属された。本機以外ではD51-499号機が三重県

津市
831号機が三重県伊賀市、895号機が奈良県王子町でそれぞれ静態保存されている。

* 本機が1972(S47)年当時、亀山機関区で活躍していた頃、同型機としてD51-145・158・178・497・499・703・718794・799・848の各機も配属されていたが

DL化に伴い順次、廃車・解体の道をたどった。D51-158号機は大阪府茨木市、499号機は三重県津市、718号機は愛知県一宮市でそれぞれ静態保存されている。

本機が由縁の薄い当地に保存された経緯は不詳である。








D51-260号機  場所 富山県滑川市東福寺野 東福寺野自然公園内

車暦 1940鉄道省鷹取工場 1940直江津~1942長岡~1967酒田~1971新津~1972岩見沢第一~1976廃車・保存開始

状態 塗装は普通 清缶剤挿入装置欠 他の外装諸装備良好 運転室窓ガラス欠 室内の計器類は上部圧力計の一部欠シリンダー圧力計は文字盤のみ、 屋外保存で

    あり最近の整備はされてないようであるが、保存状態は普通である。      撮影日2007/09/11

* 4年ぶりの再訪です。やはり塗装の劣化と汚濁雫が目立ち始めていました。左踏み板に溶接棒の手書き機番号109がありました。109がD51109を示すな

らば
D51-109号機は1967年に直江津機関区で廃車になっております。本機が酒田~新津機関区に配属されていた間に転用されたのでしょうか?他の部位と

は違う場所ですので今一つ明確ではありません。左リターンクランクに
D51505と判断される元印があります。機番501~509まで車歴から該当するのは502

と505であり、
D51-505号機は1974年に岩見沢第一機関区で廃車になっていますので、廃車後本機に転用されたと見るのが妥当でしょうか。                                                                                          撮影日 2011/10/27

* デフレクター先端部カット・コの字型手すり先端部(左)・LP403大型ライト前後装着 国鉄苗穂工場改装

* 本機が1955(S30)年当時、長岡第一機関区に所属し上越本線等で活躍していた頃、僚機にはD51-28・82・290・324・325・395・396・431・443・609・724

・735・932・1001・1107号機も所属していた。同機関区には9600型機7両・C11型機2両・D50型機3両も配属されていた。その後各機は各地に転配属された。本機以

外ではD51-395号機が山口県周南市、609号機が千葉県成田市、724号機が群馬県渋川市、735号機が新潟県村上市、1001号機が長野県千曲市でそれ

ぞれ静態保存されている。1001号機は2017年
解体処分された。

* 本機が1973(S48)年当時、岩見沢第一機関区に所属し室蘭本線・幌内戦・万字線で活躍していた頃、僚機にはD51-11・13・15・47・53・85・118・277・292・32

8・331・332・394・414・423・439・467・562・566・737・765・811・855・872・915・1056・1085・1118・1120・1160号機も所属しており、9600型機8両・C

57型機6両も配属されており、45両の大所帯であった。しかし、DL化の波は避けきれず、各機は転配属、廃車・解体の経過をたどった。D51-11号機は北海道札幌市、

47号
は北海道岩見沢市、118号機は埼玉県所沢市、566号機は北海道赤平市、737号機は和歌山県有田郡湯浅町、1085号機は和歌山県有田郡有田川

でそれぞれ静態保存されている。


* 本機が1975(S50)年当時、岩見沢機関区に所属していた頃、僚機はD51-59・70・146・165・566・684・953・10851149号機に減少していた。既に本線での

運用はほとんど無く、全機機関区内で駐機の状態であった。その後全機廃車となった。廃車後、幸運にも全機保存される事になり、本機以外ではD51-59号機は長野県

上伊那郡辰野町、70号機は茨城県つくば市
146号機は静岡県静岡市→真岡鉄道SL96館、165号機は富山県南砺市、684号機は東京都東村山市、953号

機は北海道虻田郡豊浦町、1149号機は滋賀県犬上郡多賀町
でそれぞれ静態保存されている。由縁の薄い当地に本機が保存された経緯は不詳である。








D51-264号機  場所 福島県郡山市開成1丁目 開成山公園内

車暦 1940鉄道省郡山工場 1941福島福島第一1961亀山~1967竜華~1970会津若松 廃車 1970保存開始

状態 塗装は普通 外装諸装備完備 運転室内は柵内のため未確認(上部圧力計・水面計は確認) 足回りもきれいに整備を受け、屋外保存であるが保存状態は良好

    である。保存会の方のお話では室内は良好であり、定期的に整備と公開をされている。*亀山~竜華機関区時代は鷹取工場式集煙装置を装着 
                                                                                     撮影日 2007/09/12

* 4年ぶりの再訪です。変わらない状態ですが部分的に錆が浮き始めていました。分厚い塗装のために本機の刻印は確認できませんでした。                                                                                         撮影日 2011/10/28

* 本機が1955(S30)年当時、福島第一機関区に所属し東北本線等で活躍していた頃、僚機にはD51-32・35・57・76・100153・166・181・205・224・230・236

・306・381・417・435・436・480・488・555・556・728・729・868・902・1089号機も所属していた。同機関区には8620型機3両・C12型機3両・C51型機17両・

D50型機11両も配属されていた。その後各機は各地に転配属された。

* 本機が1969(S44)年当時、竜華機関区に所属し関西本線で活躍していた頃、僚機にはD51-393・497・841・879・9061014・1019号機も所属していた。同機

関区には8620型機8両・C58型機5両も配属されていた。その後DL/電化により各機はさらに転配属、廃車・解体の経過をたどった。本機以外ではC58-354号機が宮

城県宮城郡利府町
で静態保存されている。









D51-266号機  場所 岐阜県中津川市本町3丁目 本町公園

車暦 1939川崎車輌 1939浜松~1945多治見~1949中津川~1971廃車・保存開始

状態 塗装は良好 清缶剤挿入装置欠 他の外装諸装備良好 運転室内は柵内に有るため未確認(上部圧力計・水面計は確認) 屋外に屋根柵網付きで保存されており、

    保存状態は良好と思われる。網目が細かいため撮影には不向き。 * 1968年に長野工場にて長野工場式集煙装置装着。    撮影日 2007/08/17

* 中津川市のD51保存会の整備が行なわれると伺っていたので再訪しました。渡邊典雄会長さんの御好意で整備前に撮影させていただきました。運転室内部

の各圧力計や各バルブ・操作系統・電気系統の各機器も完全であり、操作系統のコック・ハンドルの多くが稼働しており完全な状態で整備されておりました。渡邊

会長さんは開放日を増やしたり、中津川機関区で廃車になり各地に保存されている所と連携を取り保存活動を進めたいと言われておりました。同機は中津川に架

かる橋梁上を通過する車輌の響を懐かしむように中央本線の線路の方に向けて設置されており、中津川機関区の所在した同地で保存され、今も保存会の方々に

見守られている幸運機である。                                                          撮影日 2009/04/26

* 刻印は確認できた範囲では全て本機のものでした。特筆すべき場所としては左右の従台車部の滑り子装置の金モール部の刻印と左給水ポンプの部品番号

刻印が燦然と輝いていました。相変わらず保存会の方々の手入れが行き届いてきいな状態です。                  撮影日 2010/10/17

* 本機が1955(S30)年当時、中津川機関区に所属し中央西線で活躍していた頃、僚機には、D51-4・5・121・122・123・125・171・200・265・267・279・389・

549・792・827・851号機も所属していた。また明知線担当のC12型機5両も配属されていた
その後各機は各地に転配属された。本機以外ではC12-74号機が岐阜

県恵那市
で静態保存されている。

* 1971(S46)年当時になると、僚機にはD51-125・155・192・200・245・265・267・279・348・402・495・501・522・698・707・777・792・827・849・851

・893・898号機の24両が所属していた。これは中央本線電化の直前であり、本機は1971年に廃車となったが、各機はその後順次転配属、廃車・解体の経過をたどった。

廃車後本機以外ではD51-125号機が千葉県舟橋市、155号機が長野県塩尻市、200号機が京都鉄道博物館で動態保存、245号機が長野県埴科郡坂城町、

402号機が長野県飯田市、522号機が石川県金沢市、549号機が長野県長野市、777号機が愛知県刈谷市、792号機が愛知県春日井市、849号機が愛知

県豊田市
にそれぞれ静態保存されている。1973年も含め中津川機関区に所属した蒸気機関車の静態保存率は高い。これは各地で保存の気運が高まっていた事と

合致し、いずれにしろ幸運な機たちである。








D51-270号機  場所 秋田県横手市睦成 横手公園内


車暦 1939川崎車輌 1939直江津~1946東能代~1950横手~1952秋田~1955宇都宮~1963長岡第一~1968大館 廃車・保存開始

状態 塗装は普通だが各所に錆び進行 外装諸装備完備 運転室内諸計器類は両水面計を除き完備 操作系統レバー欠室内は良好な状態を保っている。屋外保存であ

    るが保存状態は普通である。テンダー部に覆いがある。 * 1953年に国鉄土崎工場で缶上部に重油タンクを装着。   撮影日2007/09/15 

* 再訪してみました。きれいに再塗装されていました。公園の満開の桜に見守られていました。 撮影日 2010/05/02

* ヘッドライトが何故か大きく下方に傾いていました。他は変わらない状態でした。 撮影日 2011/10/30

* 本機が1955(S30)年当時、宇都宮機関区に所属し東北本線等で活躍していた頃、僚機にはD51-259・466・468・469・579・630・631・650・670・671・672

・679・745・769・845・911・928・1159号機も所属していた。同機関区にはC12型機2両・C50型機3両・C57型機14両も配属されていた。その後各機は各地に転配

属された。本機以外ではD51-469号機が大阪府高石市、745号機が群馬県利根郡みなかみ町、769号機が長野県東筑摩郡麻績村で、C57-26・110号機

が各地で静態保存されている。

* 本機が1970(S45)年当時、酒田機関区に所属し羽越本線で活躍していた頃、僚機としてC57-181・D51-63・88・104292・766・852・1046・1049・1100・

1107の各機も所属していたが、DL化に伴い1973年以降順次廃車となり、静態保存されたのは本機のみである。C57-181号機は廃車後解体されたが、動輪新潟

市秋葉区新津運輸区
に保存展示されている。

* 1971(S46)年になると僚機はD51-28・29・36・63・74・88・101・104・142・180・260・270・292・324・396・431・502・513・546・547・648・681・

724・766・852・853・907・932・1002・1065・1099・1110・1133号機の35両の東北日本海側最大のD51型機集結機関区となっていた。また、9600型機5両も配

属されていた。しかし、DL化により各機はさらに転配属廃車・解体の経過をたどった。廃車後本機以外ではD51-101号機が静岡県島田市、260号機が富山県滑川市

502号機が東京都葛飾区、513号機が東京都板橋区、724号機が群馬県渋川市、853号機が東京都北区で
それぞれ静態保存されている。D51-324号機は千葉県

習志野市で静態保存されていたが、2001/12に残念ながら
解体処分された。









D51-272号機  場所 東京都世田谷区池尻1丁目 世田谷公園内

車暦 1939川崎車輌 1939広島~1939小郡~・1945柳井~1954熊本~1970厚狭~1972 廃車・保存開始

状態 塗装はやや退色し各所に錆び進行 清缶財挿入装置欠 プレートはレプリカ 他の外装諸装備良好 運転室内速度計・シリンダー圧力計欠 両水面計はガラス管の

    み 他の操作・電気系統機器は良好 プラットホーム付きの屋外保存であるが、最近の整備はされてなくロッドにも錆が浮き始めている。保存状態は普通である。

                   *後部にヨ5000型連結 門鉄デフレクターK7型装着・1957?国鉄小倉工場
                 撮影日 20208/05/15

* 再訪してみました。分厚い塗装のために確認できた刻印は皆無でした。 撮影日 2011/09/27

* 本機が1955(S30)年当時、熊本機関区に所属し鹿児島本線等で活躍していた頃、僚機にはD51-127・176・222・255・258・272・482・538・546・1037・

1083号機も所属していた。同機関区にはC11型機8僚・C57型機12両も配属されていた。その後各機は各地に転配属された。本機以外ではD51-176号機が大分県

日田市
、C11-190号機・C57-151号機が各地で静態保存されている。

* 本機が1971(S46)年当時、厚狭機関区に所属し山陽本線で活躍していた頃、僚機にはD51-8・18・152・235・271・282・300・426・470・476・507・518・

520・529・666・716・730・780・808・920・1026・1080号機も所属していた。また同機関区にはC12型機5両・C58型機4両も所属していた。その後DL化に伴い各

機は転配属、廃車・解体の経過をたどった。廃車後本機以外ではD51-8号機が兵庫県尼崎市、18号機が山口県宇部市、300号機が山口県山陽小野田市、470

号機が岐阜県岐阜市で、またC12-280号機、C58-48号機
もそれぞれ各地で静態保存されている。 本機が由縁の薄い当地に保存された経緯は不詳である。









D51-286号機  場所 北海道小樽市朝里川温泉毛無山 北海道ワイン工場前


車暦 1939川崎車輌 1939函館~1964五稜郭~1967小樽築港~1972追分~1975廃車 1976保存

状態 塗装は普通 前後ライト・汽笛をはじめ外装諸装備の大半を欠損 運転室内も完全に荒廃しており、屋外保存である

  が外形のみの機関車といえる状態であり残念である。後部に59614号機があるが同じ状況である。撮影日2007/7/14

* 再訪しました。状況は変わらず機体の内外は荒廃していますが、刻印は各部位に残存していました。火室の内部がきれいな状態なのが意外で、逆に違和感

を感じました。屋外の素晴らしい環境にありますので後部の59614号機と併せて整備・復元される事を願います。左リターンクランクの刻印は少なくとも本機の

刻印ではありませんが、不鮮明で判読できませんでした。                               撮影日 2011/07/28

* デフレクター先端部カット・コの字型手すり先端部(左)・(本来はLP403大型ライト前後装着) 国鉄苗穂工場改装

* 本機が1955(S30)年当時、函館機関区に所属し函館本線で活躍していた頃、僚機にはD51-114・250・285・287・308・309・332・333・343・365・397・

413・423・449・560・561・562・569・596・605・710・711・733・734・802号機も所属していた。同機関区には9600型機13両も配属されていた。その後各機

は各地に転配属された。本機以外ではD51-333号機が北海道白老郡白老町、397号機が北海道士別市、560号機が北海道室蘭市、561号機が群馬県利根

郡川場村
で、29638号機が北海道旭川市でそれぞれ静態保存されている。


* 本機が1973(S48)年当時、追分機関区に所属し室蘭本線・夕張線・石勝線などで活躍していた頃、僚機にはD51-117・120・226・241・285・308・320・333・

343・345・349・357・399・413・492・539・605・711・733・767・842・1042・1119号機も所属していた。また19672・19673・39697号機も配属されていた。

その後各機は転配属、廃車・解体の経過をたどった。D51-333号機は北海道白老郡白老町、345号機は兵庫県揖保郡太子町、349号機は長野県岡谷市、

842号機は岡山県倉敷市、1119号機は神奈川県厚木市
で静態保存されている。

* 1975(S50)年には僚機はD51-333・345・349・397・565・828・842・916・1072・1119号機に減少していたが、既に本線での運用は無く全機休車扱いで、

機関区に駐機状態であった。1975年に333・842号機が廃車、1976年度末で全機廃車となった。本機以外では397号機は北海道士別市、565号機は北海道常呂

郡佐呂間
828号機は香川県高松市→兵庫県淡路市、916号機は群馬県前橋市、1072号機は神戸市中央区でそれぞれ静態保存されている。D51-828号

機は2017/04
解体処分された。








D51-296号機  場所 東京都府中市矢崎5丁目 交通遊園内

車暦 1939川崎車輌 1939秋田~1943坂町~1946直江津~1967長岡~1969新鶴見~1970青森~1972廃車・保存開始

状態 塗装は普通 外装諸装備良好 運転室内諸計器類外形のみ(針欠多し) 他の操作系統機器も損失し、室内やや荒廃気味 屋外に屋根付きで保存されているが、

    保存状態は普通である。 * 1953年に長野工場で缶上部に重油タンクを装着。            撮影日2007/10/17

* 再訪してみました。変わらない状態で保存されていました。 撮影日 2010/05/05

* 分厚い塗装が繰り返されており、刻印の確認は皆無でした。 撮影日 2011/09/27

* 本機が1955(S30)年当時、直江津機関区に所属し北陸本線等で活躍していた頃、僚機にはD51-109・162・185・301404・486号機も所属していた。同機関区

には9600型機3両・C12型機3両・C51型機7両・C57型機5両・D50型機9両も配属されていた。その後各機は各地に転配属された。本機以外ではD51-486号機が

長野県長野市JR長野車輌所で、9646号機、C51-239号機、C57-189号機
がそれぞれ各地で静態保存されている。

* 本機が1971(S46)年当時、青森機関区に所属し東北本線で活躍していた頃、僚機にはD51-1・113・166・197・232・281・427・563・580・688・729・786・

810・854・873・876・1108号機も所属していたがDL化が目前に控えており、休車扱いの機が増えていた。同機関区にはC61型機が運用されており6両配属、9600型

機は15両配置されていたが本線での運用は無く、全機構内入れ替え業務を担当していた。その後各機は転配属、廃車・解体の経過をたどった。廃車後本機以外ではD51

-1号
機が京都鉄道博物館、113号機が青森県三沢市、232号機が秋田県秋田市、688号機が愛知県岡崎市、762号機が青森県八戸市1108号機が宮城

県宮城郡利府町で、また9667号機・C61-2・18・19・20号機
が各地で静態保存されている。









D51-297号機  場所 北海道滝川市新町3丁目 文化公園内

車暦 1939川崎車輌 1939秋田~1943坂町~1944大館~1946吹田~1955倶知安~1961滝川~1976廃車・保存開始

状態 塗装は普通だが汚れが目立つ 清缶剤挿入装置欠 他の外装諸装備良好 運転室内遮断 諸計器類はほぼ完備している。操作・電気系統機器良好 室内屋外に

    屋根付きで保存されているが、最近の整備は受けておらず、保存状態は普通である。                     撮影日2007/07/14

* 再訪して見ました。相変わらず良好な状態でした。                                     撮影日 2009/8/10

* 変わらない状態です。右リターンクランクにD5138・D5170の元印がありましたD51-38号機は1976年に滝川機関区で廃車、D51-70号機は1976年

に追分機関区で廃車になっています。本機も含め滝川機関区に所属していましたのでその間に転用されたのでしょう。70号機のは末梢線があり、刻印の方法から

このクランクは38~70~本機と受け継がれたようです。また左第四・右第二・第三動輪には
D51327の刻印があります。D51-327号機は1973年に長万部

機関区で廃車になっています。1944年から長万部機関区に所属しておりその間か廃車後に苗穂工場で本機に転用されたのでしょう。全動輪転用された可能性

が高いです。川風が運んでくる近くの空知川橋梁を走る函館本線の各車両の響きを静かに聞いている情景です。       撮影日 2011/07/22

* デフレクター先端部カット・コの字型手すり先端部(左)・LP403大型ライト前後装着 国鉄苗穂工場改装

* 同所の滝川市立郷土館には、廃車となり解体されたC55-47号機の動輪も保存展示されている。

* 本機が1955(S30)年当時、吹田機関区に所属し東海道本線で活躍していた頃、僚機にはD51-142・256・304・385・490・491・495・663・664・673・683・

684・701・754・836・840・841・861号機も所属していた。同機関区には8620型機4両・9600型機12両・D52型機34両・D62型機6両も配属されていた。特にD52

型は集中配属されていた。その後各機は各地に転配属された。本機以外ではD51-385号機が千葉県鎌ヶ谷市、663号機が青森県十和田市、684号機が東京都

東村山市
で、9608号機が東京都青梅市青梅鉄道公園、D52-1・136・138・468号機が各地でそれぞれ静態保存されている。

* 本機が1973(S48)年当時、滝川機関区に所属し根室本線・歌志内線で活躍していた頃、僚機にはD51-38・95・96・397・483・561・578・603・663・684・1051

・1072・1086・1101・1127号機も所属していた。また19674・49606・49642・59613・59669・59694・69658・69660号機も配属されていた。しかし、DL化によ

り各機はその後転配属、廃車・解体の経過をたどった。廃車後D51-68号機は岩手県岩手郡雫石町、95号機は北海道上川郡新得町、96号機は群馬県安中市、

397号機は北海道士別市、483号機は長野県安曇野市、561号機は群馬県利根郡川場村、1072号機は神戸市中央区
でそれぞれ静態保存されている。

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