D51型蒸気機関車 300号機〜398号機の15両を紹介します。




D51-300号機  場所 山口県山陽小野田市 郡貴船町 殿町児童公園内

車暦 1939川崎車輌 1939秋田〜1943坂町〜1944長岡〜1946柳井〜1958正明市〜1959厚狭〜1972廃車 1973保存開始

状態 塗装は退色し各所に剥離・錆び・腐食進行 外装諸装備完備 運転室窓ガラス欠 室内諸計器類は外形を残すのみ
  
  で、文字盤・針・ガラス欠 室内荒廃状態 屋外保存であり最近の整備もされておらず、荒廃状態である。
                                                             撮影日2007/7/27

* 再訪してみました。以前より錆が進行しており、運転室内の床は腐食し危険な状態でした。厚狭機関区に所属した
 由緒ある本機ですが、見るからに無残な状態となっています。中国地区では最も酷い状態であり、成り行きが心配され
 ます。                                                    撮影日 2009/10/18

* さらに錆びや腐食が進行し無残な姿をさらしています。このままの状態が続くのでしょうか? 撮影日 2010/12/18

* 本機は2014/09/13〜15・20〜23の間に北九州市の入江高亘氏をはじめ全国の蒸気機関車整備仲間が終結し、錆び果てた醜い姿から黒く輝く姿
 に蘇っています。  詳細はD51−300号機整備記録をご覧ください。                              2014/09/25

* 本機が1955(S30)年当時、柳井機関区に所属し、山陽本線で活躍していた頃、僚機にはD51−152・173・175・207・

 213・244・271・310・328・415・476・535・592・655・783・927号機も所属していた。その後各機は各地に転配属され

 た。本機以外ではD51−244号機が福岡県福岡市八幡東区、592号機が山口県下松市で静態保存されている。

* 本機が1971(S46)年当時、厚狭機関区に所属し山陽本線で活躍していた頃、僚機にはD51−8・18・152・235・271・272

 282・426・470・476・507・518・520・529・666・716・730・780・808・920・1026・1080号機の23両が所属していた。

 厚狭機関区は新見機関区に次いでD51型機の集結機関区となっていた。また同機関区にはC12型機5両・C58型機4両も配属

 されていた。その後DL化により各機は転配属、廃車・解体の経過をたどった。廃車後本機以外ではD51−8号機が兵庫県尼崎市、

 18号機が山口県宇部市、272号機が東京都世田谷区、470号機が岐阜県岐阜市でそれぞれ静態保存されている。








D51-303号機  場所 鳥取県鳥取市浜坂 鳥取砂丘子供の国前

車暦 1939日立笠戸工場 1939吹田第一〜1945福知山〜1958鳥取〜1969米子〜1973廃車・保存開始

状態 塗装は普通だが各所に汚濁雫・錆び 外装諸装備完備 運転室内速度計・両水面計欠 他の計器類良好 室内良好

  屋外保存であるが、海に近いこともあり今後の塗装が気がかりである。保存状態は普通である。撮影日2008/4/22

* 3年ぶりの再訪です。周辺整備が行われ元の場所から200m程移動して、こどもの国入口付近に静態保存されてい
 ます。塗装も再塗装されシリンダー部も新しく修復されていました。分厚い塗装のために刻印の確認は皆無でした。
                                                           撮影日 2011/11/9

* 本機が1955(S30)年当時、福知山機関区に所属し山陰本線等で活躍していた頃、僚機にはD51−51・52・65・66・73・

 77・78・115・116・133・393.414・675・858・860・1028号機が所属していた。同機関区にはC10型機2両・C11型機3

 両・C51型機3両・C54型機7両・C55型機12両・C57型機6両・D50型機2両と多彩な蒸気機関車が集結していた。特にC10

 型機・C54型機は数少ない機種であった。その後各機は各地に転配属された。本機以外ではD51−51号機が京都市右京区、

 66号機が京都府精華町、860号機が広島県福山市で、C11−1号機が東京都青梅市青梅鉄道公園で静態保存されている。

* 本機が1971(S46)年当時、米子機関区に所属し山陰本線で活躍していた頃、僚機にはD51−179・203・207・377・424

 504・530・568・618・620・674・782・839・1129号機も所属していた。また、同機関区には境線・伯備線担当のC11型機8

 両・8620型機4両・C57型機3両も配属されていた。その後DL化に伴いさらに各機は転配属、廃車・解体の経過をたどった。廃車

 後本機以外ではD51−620号機が鳥取県西伯郡大山町、C11−75号機が鳥取県倉吉市で静態保存されている。








D51-311号機  場所 北海道北見市留辺蕊町旭中央 SL広場


車暦 1939日立笠戸工場 1939小郡〜1945柳井〜1948旭川〜1961遠軽〜1975廃車・保存開始

状態 塗装は退色気味で各所に錆び・腐食進行 前後ライト球・ガラス・清缶剤挿入装置欠 他の外装諸装備装着 運転室

  窓枠・ガラス欠 室内諸計器類は一応装着、両水面計欠 操作系統機器欠  屋外保存であるが整備も受けておらず、

  全体的には荒廃気味である。                                   撮影日2007/7/15

* 4年ぶりの再訪です。塗装は剥げ落ち随所に錆と汚濁雫が目立ち、ロッド等にも錆が浮き全体的な荒廃が更に
 進行している状態です。塗装は薄いのですが刻印が弱く、明確な本機の刻印は数か所でした。排雪板の左側に溶
 接棒による手書きの機番号がありますが、
0と8の訂正が読み取れますが元の機番号は解りませんでした。
                                                  撮影日 2011/7/25

* デフレクター先端部カット・コの字型手すり先端部装着・LP403大型ライト前後装着 国鉄釧路工場改装              

* 本機が1955(S30)年当時、旭川機関区に所属し函館本線・宗谷本線・石北本線・富良野線で活躍していた頃、僚機には

 D51−167・347・398・399・484・511・543・608・660・738・828・952・953・954・1008・1009号機も所属していた。同機関区

 には8620型機2両・9600型機10両・C11・C12型機各1両・C55型機13両も配属されていた。その後各機は各地に転配属

 された。本機以外ではD51−398号機が北海道名寄市、828号機が兵庫県淡路市、953号機が北海道虻田郡豊浦町、954

 号機が北海道富良野市で、C55−1・50号機が各地で静態保存されている。


* 本機が1973(S48)年当時、遠軽機関区に所属し石北本線・名寄本線で活躍していた当時、僚機にはD51-167・425・428

 897・1074号機も所属していた。同機関区には9600型機7両も配属されていた。いずれDL化は訪れるとしてもまだ北の遠軽

 地方はSLが主流であり、北の大地を黒煙をあげて勇壮に走る光景が見られた。しかし、1975年以降順次廃車・解体の経過を

 たどり、本機以外では49600・69644号機が静態保存されている。そして遠軽機関区は廃止となり、名寄本線も廃線となった。









D51-312号機  場所  北海道深川市一已町 桜山遊園地

車暦  1939日立笠戸工場・・広島局・・1947小郡〜1949北見〜1973廃車  1974保存開始

状態  塗装は普通だが部分的に錆び、腐食進行 左デフレクター損壊、同左側細管破損、後部ライト・清缶剤挿入装置欠 他の

   外装諸装備は良好 運転室内は缶・給水用圧力計欠 他の計器類は装着 操作系統・電気系統機器も良好 ただし室内は

   長年の粉塵と錆で覆われている。 テンダー部に古タイヤが積まれている・(冬季の雪よけの重し用か?) 

   機関車左側の破損箇所が見られる。 屋外保存であり、保存状態は普通である。公園管理の方の話では最近の整備はされ

   て無いとの事である。                                                撮影日 2007/7/14

* 再訪して見ました。最塗装され、歪んでいた左デフレクター等も修理されていました。     撮影日 2009/8/10

* 分厚い塗装の繰り返しのために、明確な本機の刻印は右ビッグエンド受け金のみでした。 撮影日 2011/7/27

* デフレクター先端部カット・コの字型手すり先端部装着・LP403大型ライト前後装着 国鉄釧路工場改装

* 本機が1971(S46)年当時、北見機関区に所属し石北本線で活躍していた頃、僚機にはD51−157・398・511・608・734

 1077号機も所属していた。同機関区には9600型機6両・C58型機8両も配属されていた。その後DL化に伴い、各機は廃車・解

 体の経過をたどった。廃車後本機以外ではD51−157号機が北海道上川郡上川町、398号機が北海道名寄市で、また49671

 号機・C58−1・82・390・395号機が各地で静態保存されている。本機は24年間北見機関区で活躍し同機関区で廃車を迎えた

* 北海道上川郡上川町に保存されていたD51-157号機は残念ながら2009/8/11以降解体処分された。







D51−320号機  場所  北海道勇払郡安平町追分中央 鉄道記念館

車暦 1939日立笠戸工場 1939函館〜1944五稜郭〜1950長万部〜1970小樽築港〜1972追分〜1976廃車・保存開始

状態 塗装は良好で各部位まで磨き上げられている。外装諸装備は清缶剤挿入装置以外完全である。運転室内の諸計器類は

 完全であり、操作系統の各バルブも可動する。室内も良好な状態を保っている。       撮影日 2009/08/14

* 本機は第2・第4金曜日に展示車庫からディーゼル機関車により僅か数十mであるが、引き出されロッドやクロスヘッドの動きが

 見られる。当日も運転室内や先頭部に子供を乗せて前後していた。保存会の方が手入れをされておりピカピカに磨き上げられてい

 た。追分機関庫火災の状況を御存知の方(80歳)がおられて、その無念さを語っておられた。車庫内には貴重な様々な鉄道資料

 が展示保存されており、手狭であり資料館としてもう少し文化財的な取り扱いを当局に望みたいものである。

          
           入出庫                      入庫                     出庫

* 再訪しました。相変わらず整備され今回も保存会の方々が手入れをされていました。左 第一サイドロッド油壷にD51300
 と読めますが
の可能性もあります。十位の0が不整形で確定できません。300・800号機共に本機とは縁遠い地に所属し
 ており廃車後の転用でしょうか。また右先輪には明確に
C58302の刻印があります。C58-302号機は1971年に小牛田
 機関区で廃車になっており廃車後の転用でしょうか。前方の排雪板には
D51866の刻印があり、左右第一・第二動輪には
 
D51460の刻印が、左右第三・第四動輪にはD51695の刻印が認められます。D51-866号機は1975年に追分機関
 区で、
D51-460号機は1971年に小樽築港機関区で、D51-695号機は1972年に五稜郭機関区で廃車になっていま
 す。3機とも1968年・1964年・1968年に北海道に配属されており、本機は1939年以降の生え抜きであり、3機の配属
 以降か廃車後に苗穂工場で本機に転用されたのでしょう。 また本機の特色は密閉型運転室であるにも関わらず、後部中
 央上部に心棒に巻きつけた形状の
遮断幕が存在しており、保存機の中で現存する遮断幕は320号機のみであろうと思
 われる。                                                     撮影日 2011/7/22


* 本機が1955(S30)年当時、長万部機関区に所属し函館本線で活躍していた頃、僚機にはD51−146・147・148・150・

 156・193・237・346・359・367・539・564・593・604・935・941・942号機も所属していた。同機関区には9600型機2

 両・C11型機4両も配属されていた。その後各機は各地に転配属された。本機以外ではD51−146号機が静岡県静岡市、237

 号機が北海道札幌市で静態保存されている。

* 本機が1972(S47)年当時、小樽築港機関区に所属し函館本線で活躍していた頃、僚機にはD51−24・54・59・64・70・

 84・138・193・219・231・286・287・333・353・454・465・598・600・659・662・713・744・756・914・916・943・

 1023・1057・1078・1149号機も所属していた。同機関区には9600型機5両・C12型機4両・C62型機2両も配属されていた。
 
 その後DL化に伴い各機は転配属、廃車・解体の経過をたどった。本機いがいではD51−70号機が茨城県つくば市、231号機

 が東京都台東区、286号機が北海道小樽市、333号機が北海道白老郡白老町、916号機が群馬県前橋市、943号機が静岡

 県富士市、1149号機が滋賀県犬上郡多賀町で、9633号機・C12−6・38・64号機・C62−2・3号機がそれぞれ各地で静態

 保存されている。








D51-333号機  場所 北海道白老郡白老町若草町1丁目 JR白老駅北広場

車暦 1939日本車輌・・札幌局・・1940追分〜1944函館〜1964五稜郭〜1967岩見沢〜1968小樽築港〜1972追分

    1975廃車 1976保存開始                    2008/3/6若草町ポロト公園より移転

状態 塗装は良好 後部ライト・清缶剤挿入装置欠 他の外装諸装備良好 運転室内諸計器類良好 室内良好 屋外保存

  であるがメイン・サイドロッド・主軸にも油が注されて整備を受け、良好な状態で保存されている。
                                               撮影日2007/7/18(若草町ポロト公園保存時)

* 再訪しました。以前の場所より狭い感じでしたが良好な状態で保存されていました。 撮影日 2009/8/14

* 相変わらず整備された状態で保存されています。左先輪軸ツバには19650の刻印があります。9600型の先輪・軸
 ツバの刻印例が少ないのですが、高山市の19648、直方市の59647の例から製品番号では無いと思われます。
 
19650号機は1975年に追分機関区で廃車になっています。1945年北海道配属以後苗穂工場で転用されたので
 しょうか。左右第四動輪には
D51579の刻印が、D51-579号機は1972年に新見機関区で廃車になっており、廃車
 後転用されたのでしょう。右先輪には
D5115の刻印が、D5115号機は1975年に岩見沢第一機関区で廃車になって
 います。廃車までの期間に転用されたと思われます。右第三サイドロッド油壷には
D5199の刻印が、D51-99号機
 1969年に岩見沢第一機関区で廃車になっており、廃車後転用されたと思われます。また右第動輪(左も同様の可能性)
 には
D51-638の刻印さらにD51492の刻印が存在します。D51-638号機は1970年に岩見沢第一機関区で廃車
 になっており、まず
D51-492号機に転用され同機が1973年に追分機関区で廃車後、本機に再転用されたのでしょう。 
                                                   撮影日 2011/7/23

* デフレクター先端部カット・コの字型先端部手すり(左)・LP403大型ライト前(後)装着 国鉄苗穂工場改装

* 本機が1955(S30)年当時、函館機関区に所属し函館本線で活躍していた頃、僚機にはD51−114・250・285・286・

 287・308・309・332・343・365・397・413・423・449・560・561・562・569・596・605・710・711・733・734・802

 号機も所属していた。同機関区には9600型機13両も配属されていた。その後各機は各地に転配属された。本機以外ではD51

 −286号機が北海道小樽市、397号機が北海道士別市、560号機が北海道室蘭市、561号機が群馬県利根郡川場村

 で、29638号機が北海道旭川市でそれぞれ静態保存されている。

* 本機が1973(S48)年当時追分機関区に所属し、室蘭本線・夕張線・石勝線などで活躍していた頃、僚機にはD51−117・

 120・226・241・285・286・308・320・343・345・349・357・399・413・492・539・605・711・733・767・842・

 1042・1119号機も所属していた。また19672・19673・39697号機も配属されていた。その後DL化に伴い各機は、廃車・

 解体の経過をたどった。D51−286号機は北海道小樽市、345号機は兵庫県揖保郡太子町、349号機は長野県岡谷市、

 842号機は岡山県倉敷市、1119号機は神奈川県厚木市で静態保存されている。


* 本機が1975(S50)年当時、追分機関区に所属していた頃、僚機はD51−286・345・349・397・565・828・842・916・

 1072・1119号機に減少していたが本線での運用は無く全機休車扱いで機関区に駐機の状態であった。1975年に本機・842

 号機は廃車となった。1976年度末に全機廃車になり、D51−349号機は長野県岡谷市、397号機は北海道士別市、565号機

 は北海道常呂郡佐呂間町、828号機は香川県高松市→兵庫県淡路市、916号機は群馬県前橋市、1072号機は神戸市中央区

 1119号機は神奈川県厚木市でそれぞれ静態保存されている。








D51-337号機  場所 北海道上川郡和寒町北町 郷土資料館


車暦 1939日立笠戸工場 1939岡山〜1950浜田〜1952旭川〜1953名寄〜1975廃車 1976保存開始

状態 塗装は普通であるがテンダー部は部分剥離 清缶剤挿入装置欠 他の外装諸装備良好 運転室内諸計器類良好 

  室内良好 足回りにも油が注されて整備され、屋外に屋根付きで保存状態は良好である。    撮影日2007/7/15

* 再訪して見ました。相変わらず良好な状態で保存されています。              撮影日 2009/8/11

* 動輪の刻印は右第四動輪のみでしたが、各部位の刻印はかなり存在していました。左合併テコ軸座ピンツバには
 
D51335の刻印がありました。D51335号機は19697年に直江津機関区で廃車になっており、それまでに本機と
 共通する機関区に所属した記録は無く廃車後に転用されたものと思われます。ロッド等の塗装が退色・剥げ落ち始め
 ており全体的な塗装が求められます。ぜひ動輪も含め磨きだしがされる事を願いたいですね。撮影日 2011/7/26

* デフレクター先端部カット・コの字型先端部手すり(左)・LP403大型ライト前後装着 国鉄苗穂工場改装

* 本機が1955(S30)年当時、名寄機関区に所属し宗谷本線で活躍していた頃、僚機にはD51−14・54・60・897・950・

 951号機も所属していた。同機関区には8620型機6両・9600型機13両も配属されていた。その後各機は各地に転配属さ

 れた。本機以外ではD51−14号機が千葉県流山市で59601号機が北海道名寄市で静態保存されている。

* 本機が1973(S43)年当時、名寄機関区に所属し宗谷本線で活躍していた頃、僚機にはD51−14・60・398・574・660

 886号機が所属しており、名寄本線・深名線担当の9600型機13両も配属されていた。DL化に伴い1973以降順次、廃車・

 解体の経過をたどったが、D51−14号機は千葉県流山市、39628号機は北海道紋別郡滝上町、79642号機は遠く愛媛県

 八幡浜市で静態保存されている。


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